アジ:栄養成分を紹介!EPA+DHA、ビタミンBも豊富

2020年4月28日




アジ

アジはアジ科の回遊魚です。

アジの仲間は日本近海に50種類以上生息していますが

よく目にするのはマアジで、高級魚のシマアジなども有名です。

 

体長は10〜20cm程で、4月頃から産卵のために群れをなして沿岸に近づき

初秋にかけてが旬。初夏のものが小アジ、秋のものが大アジと呼ばれます。

 

アジは100gあたり、19.7gの良質のタンパク質が含まれており

また、ビタミンB群カルシウムなどのミネラルも豊富です。

 

 

アジの脂質で動脈硬化予防

アジには、EPAやDHAなどの不飽和脂肪酸を多く含んでいます。

EPAには、血管を拡張して血液の流れを良くする

血液をサラサラにする、悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やす

中性脂肪を減らすなどの、血管に作用する効果が盛りだくさん。

 

さらに、DHAタウリンも含まれておりコレステロールを減らし

血圧を正常に保つ作用があるため

動脈硬化、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞などの生活習慣病を予防する効果が絶大です。

また、疲労回復効果、肩こりや目の充血、頭痛などの改善効果もあります。

 

DHAで脳を活性化しボケ防止

DHAには、脳を活性化し神経組織の機能を強化する働きがあり

脳を活性化しボケ防止に有効です。

 

抗酸化作用のある食材と組み合わせる

EPA、DHAは非常に有効な栄養素ですが、酸化しやすい性質があるので

新鮮なアジを摂るようにするのと、抗酸化作用の高い食材と組み合わせて

食べるようにすると良いです。

 

βカロテンビタミンCビタミンEを含むレモン、シソ、ネギなどを一緒に摂るようにしましょう。

 

栄養価の高いくさや

ムロアジを開いて、塩汁に付けて干したくさや。

強烈な匂いが特徴ですが、生のアジよりも栄養価が高いです。

タンパク質、カリウム、ビタミンB2、ビタミンB6なども増え

カルシウムの量は5倍以上になります。

 

アジの主な栄養素

1尾中の栄養成分

タンパク質 13.4g
ビタミンB2 0.09mg
ビタミンB6 0.20mg