バナナ:栄養成分を紹介!即エネルギーになり、持続する




バナナ

バナナはインドが原産ですが、熱帯地方の広い地域で栽培されている

バショウ科の多年生果樹。

種類も豊富で、台湾バナナ、フィリピン産のカーベンディッシュ、モンキーバナナなどが有名。

日本に輸入されているのは、フィリピン、台湾からが多い。

 

バナナの特徴は糖質が多く、エネルギーが高いこと。

バナナ2本でご飯1杯分のエネルギーが摂取できます。

 

ミネラルでは、カリウムが多く含まれており

ビタミンは、それ程量は多くないですが

満遍なく含んでいます。

 

バナナのエネルギーは持続する

バナナに含まれている糖質は、ショ糖、果糖、ブドウ糖で消化吸収がよく

しかもそれぞれの糖が体内に吸収されるまでに時間差があるため

食べて即エネルギーとなり、それが持続します。

スポーツのエネルギー補給食としても、適しています。

 

カリウムでむくみ防止

バナナに含まれているカリウムには、利尿作用があり

余分な塩分を体外に排出してむくみを取る、高血圧を防止する効果があります。

 

セロトニンでリラックス

バナナに含まれているセロトニンには、脳をリラックスさせる働きがあり

脳内で新たにセロトニンを生成するトリプトファンビタミンB6も含んでいるため

相乗効果でイライラを鎮めてくれます。

 

食物繊維ペクチンが下痢、便秘に効く

バナナは食物繊維も非常に豊富で、水溶性食物繊維のペクチン

便を柔らかくしてくれたり、蠕動運動が激しい時には

穏やかにする働きもあるので、便秘にも下痢にも効果的です。

 

また、ペクチンは消化されないまま大便となって排出されますが

その時腸内の老廃物、有害物質、コレステロールなどを吸着してくれます。

 

バナナの主な栄養素

バナナ1本中の栄養成分

カリウム 324mg
食物繊維 1.0g
ビタミンC 14mg