ビオチン:多く含む食品と効果を紹介!
ビオチン
ビオチンは水溶性のビタミンB群。
摂取した食品の糖質やたんぱく質、脂質の代謝を助ける働きがあります。
また、カルボキシラーゼという酵素が働く時に必要な補酵素としてオキサロ酢酸を作ります。
オキサロ酢酸は、糖質がエネルギーに変わる過程でできた乳酸を、再び糖質に作り変える働きに
関わります。
また、皮膚や粘膜の健康を守る作用があり、妊娠の維持や胎児の発育にも影響を与えます。
ビオチンが不足するとどうなる?
腸内細菌によっても合成されるため、あまり不足することはありませんが
生の卵白を大量に食べ続けると、アビジンというたんぱく質がビオチンの吸収を妨げ
欠乏症となることも考えられます。
欠乏症となると、脱毛、皮膚炎、筋肉痛を引き起こし
毛髪の脱色(白髪)、結膜炎も起こります。
ビオチンが多い食品はこちら!
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鶏レバー | 焼き鳥2本(60g)で
139.4μg |
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豚レバー | 80gで
63.7μg |
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マガレイ | 小1尾で
23.9μg |
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落花生 | 15粒(10g)で
9.2μg |
一日でどれぐらい取ればいいの?
30歳の男性では
目安量:50μg
30歳の女性では
目安量:50μg
なるべく簡単に摂取するには
ピーナッツやアーモンド、大豆やレンズ豆などの豆類
レバーや卵黄などに多く含まれています。
水溶性ですが、食品中でたんぱく質と結合した形で存在しているため
分解されにくく、壊れにくい栄養素です。
様々な食品に含まれているおり、取りやすいビタミンでもあります。
パランスの取れた食事をしていれば、欠乏することは少ないと思います。
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