ブリ:栄養成分を紹介!EPA+DHAを含む脂質はサンマやサバより豊富!




ブリ

ブリは全長1m以上にもなる、アジ科の硬骨魚です。

3〜4月頃に中部より南で産卵して北上しますが、秋には南下してきます。

 

ハマチは以前は若いブリを指していたのですが

最近ではハマチは養殖のブリを指すことが多いです。

 

ブリは良質のタンパク質と脂質が豊富。

脂質はサンマやサバより多く、EPADHAがたくさん含まれています。

 

また、血合いの部分にはタウリンビタミンB群、カルシウムの吸収を助けるビタミンD

ビタミンE鉄分などのミネラルも豊富に含まれています。

 

ハマチもブリもEPA、DHAは豊富ですが

ビタミン、ミネラルについては若干ブリの方が豊富なようです。

 

ブリの良質な脂質にはEPA、DHAが豊富

サバの脂質には、EPAやDHAなどの不飽和脂肪酸を多く含んでいます。

EPAには、血管を拡張して血液の流れを良くする

血液をサラサラにする、悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やす

中性脂肪を減らすなどの効果があります。

 

また、DHAはコレステロールを抑え、脳を活性化させ

ボケ防止に有効です。

 

また、血圧を正常に保つ作用があるため

動脈硬化、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞などの生活習慣病を予防する効果が絶大です。

また、疲労回復効果、肩こりや目の充血、頭痛などの改善効果、イライラを抑える効果もあります。

 

ブリに含まれるパルミトオレイン酸には

脳の血管を丈夫にする作用があります。

 

抗酸化作用のある食材と組み合わせる

EPA、DHAは非常に有効な栄養素ですが、酸化しやすい性質があるので

新鮮なブリを食べるようにするのと、抗酸化作用の高い食材と組み合わせて

食べるようにすると良いです。

 

βカロテンビタミンCビタミンEを含むレモン、シソ、ネギなどを一緒に摂るようにしましょう。

 

 

ブリの主な栄養素

80gの栄養成分

タンパク質 17.1g
ビタミンE 1.6mg
ビタミンD 6.4μg