にんじん:栄養成分を紹介!ガンなど生活習慣病予防に効果を発揮!




にんじん:栄養成分を紹介

にんじん

にんじんに含まれているβ-カロテンは、100gあたり皮付きで8600μg。

野菜の中ではシソに次ぐ含有量になります。

一日一本のにんじんを食べれば、一日のビタミンAの必要量を満たすことができます。

 

ニンジンにはカリウムや食物繊維も含んでいるので

血圧の安定整腸効果も期待できる食材です。

 

β-カロテンの効能

 

動物性タンパクに含まれる、レチノールというビタミンAは、余分に摂取すると頭痛や吐き気などの

過剰症が起こりますが、緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンは吸収されてから

必要に応じてビタミンAに変わるため、過剰にとることもなく、悪影響もありません。

 

また、ビタミンAに変わらなかった分のβ-カロテンは、それ自体が抗酸化作用を発揮して

ガンや動脈硬化などの生活習慣病を防ぐ効果があります。

 

にんじんの食べ方

β-カロテンは皮の部分に多く含まれていて、葉の部分にもビタミンなど栄養が豊富なので

皮も葉も活用出来ると尚良いと思います。

 

にんじんは生だと、10%程しかβ-カロテンが吸収されないのですが

油と一緒にとると、吸収率が70%程度にアップするため、炒め物などにすると良いです。

 

また、にんじんに含まれるアスコルビナーゼと呼ばれる酵素には、ビタミンCを破壊する働きがあります。

加熱するか、酢などを含むドレッシングをかけると、この酵素の働きを抑えることができます。

 

新鮮なにんじんの選び方

オレンジ色が濃く、表面に張りがあって、触って滑らかなものが

新鮮なにんじんです。

 

にんじんの主な栄養素

1本中の栄養成分

β-カロテン 15480μg
食物繊維 5.0g
カリウム 504mg