クロム:多く含む食品と効果を紹介!
クロム
クロムはインスリンの働きを助けます。インスリンは糖質をエネルギーに変えるホルモンで
摂取した糖質はインスリンの働きによって全身の細胞に取り込まれ、利用されます。
このインスリンの働きが悪いと、血糖値が上昇して糖尿病に繋がります。
摂取したクロムは小腸から吸収されますが、その吸収率は低くフィチン酸、シュウ酸で阻害され
ビタミンCを摂取することで吸収が助けられます。
体内に吸収後は、トランスフェリンという糖たんぱくと結合して血中を運ばれ
肝臓、腎臓、脾臓に集まり、体内に約1.8mgほど含まれます。
クロムが不足するとどうなる?
クロムは微量ながらも幅広い食品に含まれており、必要量も微量のため通常の食事で
欠乏症が見られることはほとんどありません。
クロムが欠乏すると末梢神経の障害をきたし、糖質、脂質の代謝がうまくいかなくなります。
高コレステロール血症や動脈硬化を引き起こし、心疾患や糖尿病になりやすくなります。
クロムが多い食品はこちら!
![]() |
青のり | 15gで
6μg |
![]() |
マサバ | 1切れ(100g)で
6μg |
![]() |
ミルクチョコレート | 板チョコ1/4枚(15g)で
4μg |
一日でどれぐらい取ればいいの?
30歳の男性では
目安量:10μg
30歳の女性では
目安量:10μg
とりすぎるとどうなる?
通常の食事を取っていれば、クロムが過剰摂取になることはありません。
なるべく簡単に摂取するには
クロムは様々な食品に微量ずつ含まれています。
欠乏症もまず心配ないので、バランスの良い食生活を心がければ充分に摂取できます。
シュウ酸はほうれん草や里芋など、一部の野菜に含まれるので
調理時にアクを取るなどでシュウ酸を取り除くと良いです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません