大根:栄養成分を紹介!消化を助け、ガン予防も!




大根

大根は、パレスチナ地方の原産でアブラナ科の植物。

日本には奈良時代に中国から伝わり、室町時代には一般に普及していた。

古名を「スズシロ」と言って、春の七草の一つに数えられます。

 

白い根の部分と、葉の部分両方に栄養があるため

両方丸ごと食べたい野菜です。

 

葉の部分は緑黄色野菜

葉の部分は緑黄色野菜であり、βカロテン、ビタミンCビタミンEが豊富に含まれています。

 

根の部分には消化を助ける栄養が豊富

根の部分は淡色野菜になり、緑黄色野菜ほど含まれる栄養は多くありませんが

炭水化物の消化を助けるジアスターゼ、でんぷんを分解するアミラーゼ

たんぱく質分解酵素のステアーゼなどの酵素が

豊富に含まれているため、胃腸の調子を整えて、胃もたれの緩和

胃炎や胃潰瘍などによる胃痛の緩和に効果があります。

 

ガンを抑制する効果も

大根の辛み成分であるアリル化合物には、胃液の分泌を促進したり

解毒する作用があり魚や肉の焦げなどの含まれる発ガン物質を分解してくれます。

 

食物繊維のリグニンがガン細胞の発生を抑制する効果もあります。

大根おろしには活性酸素を押さえ込んだり

白血球の免疫力を高めたりする作用もあるので、生活習慣病、ガン予防に効果ありです。

 

大根の主な栄養素

1本中の栄養成分

ビタミンC 82mg
カルシウム 163mg
食物繊維 9.5g