大豆:栄養成分を紹介!イソフラボンが骨粗鬆症、更年期障害に効く!




大豆

大豆は「畑の肉」と呼ばれることもあり、タンパク質を豊富に含んでいます。

アミノ酸のバランスが良いだけでなく、肉類より脂質が少なく低カロリー。

 

カルシウムマグネシウム亜鉛も豊富に含まれており

豆や野菜類の中でもトップクラスの含有量です。

ビタミンAビタミンCはあまり含まれていませんが、ビタミンBビタミンEは豊富です。

 

イソフラボンが骨粗鬆症、更年期障害に効く!

大豆に含まれいるイソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンによく似た構造を持っており

骨粗鬆症や、更年期障害の改善効果があります。

 

更年期障害は、女性ホルモン分泌の低下によるホルモンバランスの崩れから

起こる症状のため、イソフラボンによってホルモン不足を補い、更年期障害の症状緩和に繋がります。

 

ホルモン不足から起こる、骨からのカルシウム流出を抑えることが出来、

カルシウムの流出を抑えるビタミンK、骨の形成に重要な働きをするマグネシウム、カルシウムの

吸収を助けてくれるホウ素も豊富に含まれているので、骨粗鬆症改善に効果大です。

 

また、ホルモンの分泌を抑える作用もあるため

乳がんや前立腺がんなどの、ホルモンが深く関与して起こるガンの予防にも効果的です。

 

 

サポニンで動脈硬化予防!

大豆に含まれているサポニンという成分には、血中のコレステロールを減らしたり

血を固まりにくくする働きがあります。

このため、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、高血圧などの予防効果があります。

また、サポニンは体脂肪の燃焼を促す効果もあるので、肥満防止にも繋がります。

 

食物繊維ビタミンEセレンなども多く含まれるため、ガンの抑制効果も高く

脳細胞を活性化させて、ボケや記憶力低下を防ぐレシチンと呼ばれる成分も多く含みます。

 

大豆の主な栄養素

20g中の栄養成分

タンパク質 6.8g
カルシウム 36mg
ビタミンB1 0.14mg