エビ:栄養成分を紹介!低脂肪低カロリー。悪玉コレステロールを除去!




エビ

エビは甲殻類の一種。

世界中に約3000種類も生息しており、日本近海だけでも700種類程度存在します。

 

伊勢海老などは装飾用にも使われ、クルマエビ、アマエビは刺身や天ぷらに

中型のタイショウエビはフライに使われ

小型のサクラエビはかき揚げなどに使われます。

 

日本や世界一のエビ消費国であるため、国内だけでは賄えず、7割は輸入物で

ブラックタイガーなどのクロエビが有名です。

 

栄養価の特徴は、タンパク質が多く脂質が少ないこと。

また、カリウムやカルシウムマグネシウムなどのミネラルも多く

ビタミンEを豊富に含んでいます。

 

 

タウリン、キチン、アスタキサンチンで悪玉コレステロール除去

エビは高タンパク、低脂肪、低カロリーのため

ダイエットに有効な食品ですが、近年まではコレステロール値が高いとされていました。

 

しかし、その後の研究で悪玉コレステロールを強力に除去する成分が含まれていることが発見され

生活習慣病やガンの予防に効果を発揮する食品ということが分かっています。

 

タウリンはアミノ酸の一種で

コレステロールや中性脂肪を減らす、肝臓での解毒作用、眼精疲労にも効果があり

豊富に含まれています。

 

キチン免疫力を高めて、糖尿病や高脂血症に効果があり

便通を整えて有害物質を体外に排出します。

便秘を防ぐとともに、ガンの予防にも効果大です。

 

アスタキサンチンは、サケやカニなどに含まれる赤い色素で

コレステロールの酸化を防いで、悪玉コレステロールが血管にこびりつくのを防ぎ

また、すでに付着してしまったコレステロールを除去する効果があるため

動脈効果予防に有効です。

 

また、エビの旨味はグリシンアラニンベタインなどのアミノ酸によるものですが

このうちベタインには血中コレステロールや血糖値を下げる効果があります。

 

総じて、コレステロールを減らし、ガン予防にも効果がある

非常に優秀な食材です。

 

エビの主な栄養素

1尾中の栄養成分

タンパク質 0.8mg
カルシウム 2mg
ビタミンE 0.1mg