トマト:栄養成分を紹介!リコピンでガンや老化を予防!

2020年1月12日




トマトの栄養素

トマト

トマトは、抗酸化作用の強い、ビタミンACEと、B群ビタミンKなどが

バランスよく含まれており、カリウムカルシウムなどのミネラルも含まれています。

 

また、小さくて食べやすいミニトマトは、ビタミンCは普通のトマトの約2倍(100g中32mg)

カロテンも倍近く含まれており、栄養価も高い優秀な野菜です。

 

リコピンの効能

 

トマトの赤い色素はリコピンで、カロテノイドと呼ばれる色素の一種です。

カロテノイドには、β-カロテンや、α-カロテンなどの様々な赤い色素が含まれており

リコピンもその一つになります。

 

β-カロテンは活性酸素を除去する力が強く、ガンの予防する効果が良く知られていますが

トマトの色素であるリコピンは、β-カロテンの2倍もの抗酸化作用があります。

 

そのため現在は、トマトがガンや老化の予防に最も効果がある野菜の一つとして

評価が高まっています。

 

また、リコピンには血液が固まるのを防ぎ、サラサラに保つ効果もあります。

そのため、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病予防にも大きな力を発揮します。

 

クエン酸の効果

トマトに含まれるクエン酸には、胃の粘膜の炎症を抑える効果もあります。

このため、胃炎による胸焼けや胸のムカつきを抑える効果もあります。

食欲増進、疲労回復にも効果的です。

 

また、ルチン、ヘルペリジン、ビオチンも含まれており

毛細血管を丈夫にして、出血を防ぐとともに、ビタミンCの吸収を助け

美肌効果もあります。

 

トマトの食べ方

生でサラダとして食べることも多いですが、なかなか量多く食べられません。

ジュースなどで食べるのも良いです。

 

また、リコピンは脂肪分と一緒にとると吸収率が高くなります。

 

新鮮なトマトの選び方

ヘタの部分に張りがあって、トマトが熟していて重たいものが良いです。

 

トマトの主な栄養素

1個中の栄養成分

β-カロテン 788μg
ビタミンC 22mg
食物繊維 1.5g