しょうが:栄養成分を紹介!辛み成分がガン予防に!




しょうが

しょうがは、熱帯アジアの原産でショウガ科の植物。

日本には、縄文時代の後期に中国から渡来したと言われています。

 

しょうがには一年中出回っているヒネショウガ(根生姜)、焼き魚の付け合わせなどに使う葉生姜

がありますが、どちらもビタミン類は、ビタミンB1ビタミンCを少量しか含んでいるだけです。

ただ、ミネラルは比較的豊富でカリウムカルシウムマグネシウムなどを含んでいます。

 

しょうがの辛み成分はガン予防に!

しょうがの辛み成分である、ショウガオールジンゲロンには強力な抗酸化作用があり

活性酸素を除去し、DNAが傷つくのを防ぐ作用があるため、ガン予防に効果大です。

 

香り成分は解毒、消臭、保温効果

特有の香り成分は、ジンギベロールセスキテルペンといった精油成分によるもので

これらの物質には解毒、消臭作用があります。食中毒の原因になる菌を抑えたり

胃液の分泌や発汗を促す効果、保温の作用もあります。

血行を良くするため、冷え性にも効果があります。

 

民間療法での利用

風邪のひき始めには、生姜湯を飲むと良いとされています(発汗、保温効果)

打ち身にはしょうがをすりおろしたものを、患部にすり込み、マッサージすると良いです。

神経痛やリウマチにはしょうが200gをスライスして布袋に詰めて、入浴剤にすると良いです。

 

しょうがの保存方法

ラップで包んで、冷蔵庫の野菜室に入れて保管しましょう。

冷凍しても品質は変わらないので、冷凍でも良いです。

 

しょうがの主な栄養素

1本中の栄養成分

マグネシウム 2.2mg
カリウム 22mg
食物繊維 0.2g