ごぼう:栄養成分を紹介!食物繊維で大腸ガン予防!




ごぼう

ごぼうは、食用に栽培されるキク科の越年草。

ヨーロッパが原産で、日本には中国から伝えられたが、根を食べるごぼうは独自に改良したものです。

 

平安時代には既に食べられていましたが、根の部分を食べるのは日本と韓国だけで

ヨーロッパでは新ごぼうの葉をサラダにして食べる程度です。

 

ごぼうと言えば、食物繊維

野菜の中でも100gあたり5.7gと非常に多くの食物繊維が含まれています。

他にはカリウムカルシウムが豊富に含まれています。

 

食物繊維で大腸ガン予防

食物繊維の最も重要な働きは、発ガン物質の排出。

食物繊維摂取量と大腸ガンの発生率は反比例していて、食物繊維を多く食べる人程

大腸ガンにかかりにくいことが分かっています。

 

ごぼうに含まれる不溶性の食物繊維であるリグニンには、腸内の発ガン物質や老廃物を吸着して

排泄する作用があります。それプラス、腸内で乳酸菌の活動を促して

整腸作用を助けるので、便秘に有効なだけでなく、コレステロールを抑えて

動脈硬化を防ぐ働きもあります。

 

利尿効果のあるイヌリンも含んでいるので、血糖値を下げる効果もあります。

高血圧の体質や体にむくみが出やすい人は、ごぼうをなるべく食べるようにしましょう。

 

ごぼうの保存方法

出来れば泥つきのまま、湿った新聞紙に包んで

冷暗所に保存すると、長期間保存できます。

 

ごぼうの主な栄養素

1本中の栄養成分

カルシウム 83mg
カリウム 576mg
食物繊維 10.3g