かぶ:栄養成分を紹介!胃腸の調子を整える!




かぶ

かぶは、西アジアに自生していた植物をヨーロッパで改良して生まれたアブラナ科の植物。

古名を「なずな」と言って、春の七草の一つに数えられます。

 

白い根の部分と、葉の部分両方に栄養があるため

両方丸ごと食べたい野菜です。

 

葉の部分は緑黄色野菜

葉の部分は緑黄色野菜であり、ビタミンAビタミンB1ビタミンB2ビタミンCカリウム

食物繊維が豊富に含まれています。特にカルシウムは100g中、250mgも含まれており

野菜の中でもトップクラスの含有量。βカロテンも豊富です。

 

根の部分には消化を助ける栄養が豊富

根の部分は淡色野菜になり、緑黄色野菜ほど含まれる栄養は多くありませんが

炭水化物の消化を助けるジアスターゼ、でんぷんを分解するアミラーゼなどの酵素が

豊富に含まれているため、胃腸の調子を整えて、胃もたれの緩和

胃炎や胃潰瘍などによる胃痛の緩和に効果があります。

 

葉にはアクがあるので、下ゆで必要

かぶの葉は、緑黄色野菜として優秀であるため、葉も根も一緒に摂取したいところではあるが

葉にはアクがあるため、下茹でした方が美味しく食べられます。

 

ただ、下茹でするとビタミンCが半減してしまうため

煮汁と一緒に食べられる、煮物や味噌汁が適しています。

 

保存方法

かぶを保存しておくには、根と葉を分けて

根はラップに包んで冷蔵庫の野菜室で保存、

葉はぬらした新聞紙で包んで、冷暗所で保存すると良いです。

 

かぶの主な栄養素

1個中の栄養成分

ビタミンC 12mg
カルシウム 16mg
カリウム 170mg