カツオ:栄養成分を紹介!貧血にも有効。EPA、DHAも豊富




カツオ

カツオはカツオ科の代表的な夏魚です。

黒潮に乗って北上し、春には九州、紀州と進んで、初がつおと呼ばれ

秋には脂の乗ったカツオが東北沖から南下し、戻りがつおと呼ばれます。

初がつおが有名ですが、旨味、栄養分とも戻りがつおの方が優秀です。

 

カツオには良質なタンパク質が豊富であり、神経に働くビタミンB1

カルシウムの吸収を良くするビタミンD、貧血に効く

赤血球の生成を促す効果があるビタミンB12

100g中に8.4μgと豊富であり、貧血、更年期障害など女性の健康に有効です。

 

背骨に近い血合いの部分にはビタミンB12ナイアシンタウリンなどが

特に豊富なので、美容にも良いです。

 

EPA+DHAで血液サラサラに

カツオには、EPAやDHAなどの不飽和脂肪酸を多く含んでいます。

EPAには、血管を拡張して血液の流れを良くする

血液をサラサラにする、悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やす

中性脂肪を減らすなどの、血管をしなやかにし

DHAタウリンでコレステロールを減らし

血圧を正常に保つ作用があるため

動脈硬化、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞などの生活習慣病を予防する効果が絶大です。

 

プリン体が多いので食べ過ぎにはご注意を

カツオは、痛風の原因となるプリン体が多く含まれています。

尿酸値の多い人は食べ過ぎないように、食物繊維の多い野菜などと食べるなど

注意して食べましょう。

 

かつお節で血圧コントロール

かつお節で取るだしに含まれている、オリゴペプチドには

血圧を下げる効果があります。

エネルギーは生のカツオの約2倍、タンパク質は3倍に凝縮されているので

しっかりだしを取って、美味しい食事をとりたいですね。

 

カツオの主な栄養素

1尾中の栄養成分

タンパク質 25.8g
ビタミンD 4.0μg
ナイアシン 19.0mg