風邪の予防、症状を緩和させるツボ(合谷・感冒点・風門・大椎)
2019年9月19日
風邪に効くツボ
風邪の予防には、もちろん
手洗い、うがいが有効です。
ただ、疲れている時、ふっと気が緩んだ時など
風邪をひいてしまう場合も多いです。
急に寒気がしたり、頭痛がしてきたり
そんな風邪の諸症状に有効な
代表的なツボを紹介します。
また、ツボを刺激することによって
抵抗力を高めることも出来ますので
普段から刺激し、風邪をひきにくい身体にしておくことも重要です。
まずは、風邪への抵抗力を高める「合谷」(ごうこく)のツボ。
こちらのツボは、万能ツボであり
肩こりや、全身疲労の改善、めまいの症状緩和など
非常に多くの効果があります。
喉の痛みや頭痛などの鎮痛効果もあり
抵抗力を高めるとともに、諸症状にも効果があります。
手の親指と人差し指の間、人差し指側の骨のキワにあります。
もう一方の手の親指で、押し上げるように
ゴリゴリと刺激してみましょう。
ストレス軽減などにも効果がありますし
抵抗力を高めることで、風邪をひきにくくなります。
少し空いた時間など、日常的に押していくと良いと思います。

「合谷(ごうこく)」のツボ
親指と人差し指の付け根の骨が交わるくぼみの部分。
風邪への抵抗力UP!
次は、「感冒点」(かんぼうてん)のツボ。
こちらは、呼吸器系の働きを高めるツボです。
喉が痛い場合など、先ほどの合谷と同時に刺激してみましょう。
場所も丁度「合谷」のツボの真裏にあります。
手の親指根元の盛り上がっている部分です。
もう一方の手の親指、人差し指で挟むようにして
「合谷」「感冒点」をグリグリと刺激すると良いでしょう。
痛気持ちいいぐらいが、丁度良いと思います。

「感冒点(かんぼうてん)」のツボ
合谷のツボの真裏にあるツボです。
喉の痛みや、呼吸器系に効きます
次は、「風門」(ふうもん)のツボ。
風邪のひき始めに刺激することによって
抵抗力を高め、菌が侵入することを防ぎます。
場所は、背中側の首の付け根部分。
俯くとボコッと盛り上がる背骨から、指で3本分ぐらい下。
その左右にツボがあります。
手で押しづらい場合には、ゴルフボールや
マッサージ用の機器で刺激します。
私のオススメは、マッサージボール。
ゴルフボールよりも少し大きめですが
大きさ、硬さとも丁度よく、背中、腰、足裏などの
ツボ刺激にとても便利です。
肩こり等の筋膜リリースにも有効です。
この硬いボールで、ゴリゴリとツボを刺激すると
とても気持ち良いのでオススメします。

「風門(ふうもん)」のツボ
首を前に倒すと、首の真下に一番飛び出てくる骨から
指3本分程下、さらに指2本分程左右に分かれて両側にあるツボ。
風邪の症状、予防に効く!
次に紹介するのは、「大椎」(だいつい)のツボ
風邪の症状を和らげます。
肩こりや首こり
咳を止める、頭痛の改善
鼻血を止める効果もあります
首の後ろ、根元部分にある出っ張った骨の下に
ツボがあります。
人差し指、中指あたりで
手を首の後ろに持っていき、グッと押し込んで刺激しましょう。

「大椎(だいつい)」のツボ
首の根元の出っ張った骨の下部分
悪寒、頭痛を和らげます
※他にも有効なツボがありますが、代表的なものだけ紹介しています。
Posted by tubo_search_admin