マグネシウム:多く含む食品と効果を紹介!
マグネシウム
マグネシウムの50〜60%は骨に含まれており
カルシウムやリン酸とともに、骨の構成成分となっています。
残りのマグネシウムは筋肉などの細胞内にあり、約300種の酵素の働きを助けることで
健康な身体を支えています。
・骨や歯に、カルシウムが行き渡るように調節して、骨の形成を助けます。
・細胞内のカルシウムやナトリウムの量を調整して、血圧の調整をします。
・筋肉の収縮を起こすカルシウムに連動し、必要に応じて抑える働きをします。
・神経伝達を正常に保つために働きます。
・糖質のエネルギー変換を助けたり、たんぱく質の合成を助けたり
様々な生理機能を支えています。
マグネシウムが不足するとどうなる?
通常は不足することはありませんが、慢性的に不足すると
狭心症、心筋梗塞などの心臓病の危険性が高まる可能性があります。
また、ひどく不足するようだど、神経過敏症、筋肉の痙攣、不整脈などの循環器障害が
見られる場合もあります。
マグネシウムが多い食品はこちら!
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玄米ご飯 | ご飯1膳(150g)で
74mg |
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ゆでそば | 1食分(180g)で
49mg |
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絹ごし豆腐 | 1丁(150g)
83mg |
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ほうれん草 | 1/4束(80g)で
55mg |
一日でどれぐらい取ればいいの?
30歳の男性では
推定平均必要量:310mg
推奨量:370mg
30歳の女性では
推定平均必要量:240mg
推奨量:290mg
とりすぎるとどうなる?
通常の食生活で取りすぎることはまずなく、過剰に摂取しても
尿中の排泄量が増えるため、過剰症が発生するのは稀です。
人工的に添加した食品やサプリメント等でマグネシウムを取りすぎると
下痢を引き起こします。
なるべく簡単に摂取するには
ほとんどの食品に含まれていますが、葉野菜や精製していない穀類、種子などの
植物に多く含まれています。
ストレスが溜まっている時、アルコールやカフェインを摂取した時に
マグネシウムを消費するため、意識的に摂取すると良いです。
カルシウムとマグネシウムのバランスは、2対1が理想とされています。
バランス良く摂るようにしましょう。
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