マグロ:栄養成分を紹介!赤身、トロで栄養素がかなり異なる




マグロ

マグロはサバ科の魚。

ホンマグロ、メバチマグロ、ビンチョウマグロなどが同属ですが

カジキマグロは別の科の魚です。

 

マグロ類は太平洋、インド洋、大西洋、地中海など広く分布していますが

漁獲量は日本が世界一です。

 

マグロの栄養素は部位によって大きく異なっており

赤身はタンパク質が多く100gあたり26.4gで、魚の中でもトップクラスの含有量です。

その分、脂質は非常に少なく低カロリーです。

 

一方、トロの部位は脂質が非常に多く

100g中に27.5gの脂肪分。

ビタミンAビタミンDは赤身の3倍以上含まれており

ビタミンEも豊富です。

ただしカロリーは高いので、食べ過ぎには注意しましょう。

 

また、血合いの部分には鉄分ビタミンEタウリンが多く含まれています。

 

トロの脂質にはEPA、DHAが豊富

トロ部分の脂質には、EPAやDHAなどの不飽和脂肪酸を多く含んでいます。

EPAには、血管を拡張して血液の流れを良くする

血液をサラサラにする、悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やす

中性脂肪を減らすなどの効果があります。

 

また、DHAはコレステロールを抑え、脳を活性化させ

ボケ防止に有効です。

 

また、血圧を正常に保つ作用があるため

動脈硬化、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞などの生活習慣病を予防する効果が絶大です。

また、疲労回復効果、肩こりや目の充血、頭痛などの改善効果、イライラを抑える効果もあります。

 

マグロの主な栄養素

50gの栄養成分

タンパク質 13.2g
ビタミンA 4.2μg
ビタミンD 2.5μg