みかん:栄養成分を紹介!食物繊維ペクチンが便秘予防




みかん

みかんという独立した植物は無く、温州みかん、紀州みかんなどの植物を

総称してみかんと呼びます。

今市場に出回っているみかんの80%は温州みかんで

中国から渡来し日本で改良された品種です。

 

みかんはビタミンCの含有量が多い果物です。

100gあたり33mg程が含まれています。

 

また、みかん1個に1gほどのクエン酸が含まれていて

1日に必要なクエン酸を満たす程です。

クエン酸は疲労回復効果があります。

 

ビタミンCが豊富!

ビタミンCは抗酸化作用により、ガンや動脈硬化の予防美肌効果があります。

 

ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、張りのある肌を作ります。

また、メラニンの代謝を促進するので、シミの予防にも効果有り。

ストレスによるイライラを鎮めて、精神を安定させる効果もあります。

 

食物繊維ペクチンが下痢、便秘に効く

オレンジの袋の部分には食物繊維が非常に豊富で、水溶性食物繊維のペクチン

便を柔らかくしてくれたり、蠕動運動が激しい時には

穏やかにする働きもあるので、便秘にも下痢にも効果的です。

 

また、ペクチンは消化されないまま大便となって排出されますが

その時腸内の老廃物、有害物質、コレステロールなどを吸着してくれます。

 

ヘスペリジンが抗酸化作用を高める

ペクチンと同じく、袋の部分にはヘスペリジンが含まれており

ビタミンCを安定させ抗酸化作用を高める働きがあります。

 

血液中の中性脂肪を分解する働きもあり

がん、生活習慣病、動脈硬化、肥満の予防効果があります。

 

みかんの色素、βクリプトキサンチンでガン予防

みかんのオレンジ色の色素、βクリプトキサンチンには、βカロテンの5倍の

発ガン抑制物質が含まれています。

 

 

桃の主な栄養素

オレンジ1個中の栄養成分

カロテン 800μg
食物繊維 0.8g
ビタミンC 26mg