なす:栄養成分を紹介!ナスニンの効果でガンを抑制!




なす

なすは、インドが原産地で日本には奈良時代に渡来したナス科の植物。

多く出回っている中長なす、大型で丸い米なすとも栄養価はそれ程変わりません。

 

ビタミン、ミネラルはそれ程含まれていない

なすはビタミンCビタミンA食物繊維カリウムなど含まれてはいますが

それ程多くはありません。

 

体を冷やす効果

なすは、体を冷やす効果が強く、ほてりやのぼせをしずめ、夏バテを防ぐのに効果的です。

なすに含まれるコリンという物質には、血圧を下げ、胃液の分泌を促し、肝臓を強化する

働きがあります。

そのため、高血圧や食欲不振に効果的です。

 

ナスニンはガン抑制効果大!

なすの紫色の色素は、光合成によって作られるポリフェノールの一種で

アントシアニンナスニンという物質です。

 

抗酸化力が高く、体内の有害な活性酸素を除去してくれ

発ガン物質抑制効果が非常に高いです。

 

その効果はブロッコリーやにんじん、ピーマン、ほうれん草などの緑黄色野菜以上。

また、ナスニンには血管にコレステロールが付着するのを防ぐ効果もあるので

動脈効果予防にも有効です。

 

植物油と一緒に摂取

なすは果肉がスポンジのような役目を果たして、油分をよく吸収するため

植物油リノール酸ビタミンEの摂取に都合が良いです。

ビタミンEは、抗酸化力が高く、ガンや悪玉コレステロールによる生活習慣病の予防に効果的。

なす自体も抗酸化力が強いため、ガン予防にはもってこいの野菜です。

 

炎症を鎮める効果も

なすに含まれているプロテアーゼインヒビターという物質は、炎症を鎮める効果があります。

口内炎や胃炎、肝炎などの痛みを抑えて、症状改善に効果があります。

 

また、神経痛や痔、喉の痛みなどにも有効で、発ガン物質の活動を抑制する効果もあります。

 

なすの主な栄養素

1個中の栄養成分

カリウム 158mg
食物繊維 1.6g
カルシウム 13mg