ねぎ:栄養成分を紹介!葉ねぎはビタミン豊富、根深ねぎは体を温める
ねぎ
ねぎは、中国西部が原産と言われていて、日本では「日本書紀」にも出てくるほど
昔から栽培されているユリ科の植物です。
根深ねぎは、日光に当たらないように栽培したねぎで、白い部分が多く淡色野菜に分類されます。
葉ねぎは、日光に当てて栽培されたため、緑の部分が多く緑黄色野菜に分類されます。
通常、薬味として使われる万能ねぎなども緑黄色野菜です。
栄養は葉ねぎが優秀
含まれる栄養としては、緑黄色野菜の葉ねぎの方が優秀であり
ビタミンCは、根深ねぎの約3倍
βカロテンは根深ねぎが、100gあたり83μgのところ、葉ねぎは1500μgもあります。
豊富なβカロテンによって、皮膚や粘膜を丈夫にするため、風邪の予防に効果的。
ビタミンCにも免疫力を高める効果があり、長ねぎが持っている殺菌作用も含めて
感染症予防に効果大です。
根深ねぎに多い香り成分
栄養としては葉ねぎの方が優秀ですが、香り成分は根深ねぎの方が多く含まれています。
ねぎの香り成分は硫化アリルで、この硫化アリルには血行を良くし、体を温める効果があります。
神経痛や関節痛などの痛みを和らげ、発汗を促すことで風邪の初期症状を緩和します。
ビタミンB1との相性が良く、ビタミンB1の吸収を助けてその作用を強めます。
さらに香り成分には鎮静作用があり、イライラや興奮を鎮める、アレルギーを抑える
血栓を予防するなどの効果もあります。
また、セレンというミネラルも多く含んでおり
鉛やヒ素、水銀などの有毒物質の働きを抑え、ガンや生活習慣病予防の効果もあります。
根深ねぎの主な栄養素
1本中の栄養成分
ビタミンC | 26mg |
食物繊維 | 1.8g |
カルシウム | 26mg |
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