玉ねぎ:栄養成分を紹介!硫化アリルで血液サラサラ!




玉ねぎ

玉ねぎはユリ科の植物で、ニンニクなどと同じ仲間の野菜です。

ペルシャあたりが原産地と言われていて、日本に入ってきたのは江戸時代の後期。

一般家庭に普及して、食生活の一部となったのは昭和の戦後のことです。

 

栄養価はそれほど高く無い

玉ねぎは、ビタミンB群、ビタミンC、食物繊維、カルシウム、カリウム、マグネシウム

を含んではいますが、それほど量が多い訳ではなく、栄養価としては高くありません。

 

玉ねぎの特徴は、硫化アリルを含んでいることにあります。

 

硫化アリルの効果

玉ねぎを切った時に出る、刺激臭の正体が硫化アリルです。

この硫化アリルは、血液が固まるのを抑える作用があり、動脈硬化や血栓を予防し、血液をサラサラにします。

 

また、消化液の分泌を促し、新陳代謝を盛んにしたり

ビタミンB1と結合して吸収を助けるので、生で食べると疲労回復効果があります。

硫化アリル自体は、生で食べた時に効果を発揮しますが、ケルセチンという成分は

加熱にも強く、強い抗酸化作用を持っているため、ガン予防に有効です。

 

他にも、玉ねぎには含硫化合物が含まれており

中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす働きがあります。

 

玉ねぎの匂いは、不眠症に効く

玉ねぎの匂いは、血行を良くし、神経を鎮める効果があります。

また、咳を鎮める効果があるとも言われています。

咳が出て眠れない時などは、玉ねぎをみじん切りにして枕元に置いておくと

安眠効果があります。

 

レタスの主な栄養素

1枚中の栄養成分

ビタミンB1 0.04mg
ビタミンC 11mg
食物繊維 2.3g