パントテン酸(コエンザイムA):多く含む食品と効果を紹介!
パントテン酸
パントテン酸は水溶性のビタミンB群。
以前はビタミンB5と呼ばれていましたが、現在はパントテン酸と呼ばれています。
コエンザイムAの名前を聞き覚えがある方もいるかと思いますが
食品中ではパントテン酸はコエンザイムAとして存在しています。
食品を食べると、パントテン酸に分解、吸収されて肝臓で再びコエンザイムAを合成します。
コエンザイムAはエネルギーの代謝に働く100種類以上の酵素を助ける補酵素となります。
例えば、ビタミンB1とともに糖の代謝を助ける、ビタミンB2とともに脂質の代謝を助ける、など。
糖質、たんぱく質、脂質の代謝全てに関連しているため、
コエンザイムAは全ての細胞、組織の健康維持に関わっていると言えます。
ビタミンB12が不足するとどうなる?
様々な食品に含まれているため、基本的に不足することはありません。
仮にパントテン酸が不足したとしても、その時には他の栄養素も不足していることがほとんどのため
パントテン酸のみが不足した時の症状かどうかを判断することは、難しいです。
実験的に、動物でパントテン酸のみを不足させた場合は
皮膚炎、成長障害などが現れます。
パントテン酸が多い食品はこちら!
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子持ちカレイ | 1切れ(110g)で
2.65mg |
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鶏レバー | 焼き鳥2本(60g)で
6.06mg |
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納豆 | 1パック(50g)分で
1.80mg |
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アボガド | 1/2個(90g)で
1.49mg |
一日でどれぐらい取ればいいの?
30歳の男性では
目安量:5mg
30歳の女性では
目安量:5mg
なるべく簡単に摂取するには
水に溶けやすく、熱に弱い性質を持っているので、茹でるなどの調理をすると
栄養素が溶けた出してしまいます。
スープや味噌汁など、煮汁も一緒に食べれる料理であれば、効率的に摂取できます。
また、コーヒーやお酒を飲むとパントテン酸を消費してしまうので注意しましょう。
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