米:栄養成分を紹介!低カロリーの主食。できれば玄米か胚芽精米で食べたい




米は稲の成熟した穂から収穫して加工したもので、日本の主食。

日本の米作起源は弥生時代まで遡ります。

 

稲から籾殻だけを取り除いたのが玄米、玄米から糠を除いて胚芽を残したものが胚芽米

さらに胚芽を取り除いたものが白米です。

 

いずれも主成分は糖質ですが

玄米は白米に比べると栄養価が高いのが特徴ですが、消化が悪い

胚芽米は玄米に比べると栄養価は落ちますが食べやすく

白米よりはミネラルもビタミンも食物繊維も豊富です。

 

 

米の栄養価

米にはホスファチジルコリンという物質が含まれており

記憶に関連がある神経伝達物質のアセチルコリンという物質を増やして

ボケ防止、記憶力の低下を防ぐ効果があります。

米は脳のエネルギーとなる糖質、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1が豊富なので

脳の働きを活発にするため、脳に良い食材です。

疲労回復や精神安定させる効果もあります。

 

また、米にはレジスタント・スターチという成分が含まれており

食物繊維とともに便秘を解消、大腸ガンを予防してくれます。

腸から吸収されるコレステロールを抑制して、動脈硬化などの

生活習慣病を予防する効果もあります。

 

できれば玄米、胚芽米を食べよう

玄米は白米に比べて、ビタミンB1ビタミンE食物繊維は4倍以上

ビタミンB2リン、脂質は2倍以上が含まれています。

 

胚芽米でも、ビタミンB1、ビタミンE、食物繊維などは白米の2倍以上ありますので

できれば玄米か胚芽米を食べると、より効率良く栄養を摂取できます。

また、胚芽米にはコレステロール値を下げてくれるリノール酸を豊富に含んでいるので

ビタミンEとともにガンや老化を防いでくれます。

 

白米の主な栄養素

160g中の栄養成分

炭水化物 123.4g
ビタミンB1 0.13mg
亜鉛 2.2mg