サンマ:栄養成分を紹介!EPA、DHAが豊富な秋の味覚の王者

2020年5月12日




サンマ

サンマはサンマ科の魚。

体長は30cm程で、細長く銀色に光ります。

8月頃に北海道で獲れるサンマの脂質は10%程だが、10月頃に房総沖で獲れるサンマには

20%ほどに脂質が増えており、秋の味覚の王者とも言われています。

 

旬のサンマには脂質が100g中23.6g程もあり

カルシウムマグネシウム鉄分などのミネラルも豊富

ビタミンAビタミンDビタミンEナイアシン葉酸も豊富です。

 

また、ビタミンB群も豊富で疲労回復、肥満防止、精神安定などにも有効です。

 

サンマの脂質にはEPA、DHAが豊富

サンマの脂質には、EPAやDHAなどの不飽和脂肪酸を多く含んでいます。

EPAには、血管を拡張して血液の流れを良くする

血液をサラサラにする、悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やす

中性脂肪を減らすなどの効果があります。

 

また、DHAはコレステロールを抑え、脳を活性化させ

ボケ防止に有効です。

 

また、血圧を正常に保つ作用があるため

動脈硬化、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞などの生活習慣病を予防する効果が絶大です。

また、疲労回復効果、肩こりや目の充血、頭痛などの改善効果、イライラを抑える効果もあります。

 

出来れば旬のサンマを食べ、EPA、DHAを摂取するようにしましょう。

 

貧血にも有効

サンマには、鉄分、造血作用があるビタミンB12、葉酸が含まれており

貧血防止効果もあります。

 

サンマには大根おろしを

サンマの塩焼きには、大根おろしが非常に美味しいですが

大根おろしやレモンなどのビタミンCには、焦げた部分の発ガン物質(トリプP1)を

取り除く効果があります。

ぜひ、一緒に食べましょう。

 

サンマの主な栄養素

1尾分の栄養成分

タンパク質 18.5g
ビタミンB2 0.28mg
ビタミンB12 16.2μg