さつまいも:栄養成分を紹介!ビタミンCが豊富!




さつまいも

さつまいもはヒルガオ科に属する植物。

中央アメリカの原産で、コロンブスがヨーロッパに伝えて、日本には江戸時代に渡来した野菜。

青木昆陽が薩摩経由で各地に持ち込んだことから、この名前になったと言われています。

 

ビタミンC、食物繊維が豊富

さつまいもはじゃがいもと同じように、ビタミンCが豊富なのが特徴。

成人のビタミンCの必要量は、中程度のさつまいも1本半でまかなえます。

 

また、ビタミンB1ビタミンB2ビタミンEカルシウムカリウムなども豊富。

不溶性セルロースなどの食物繊維も豊富です。

 

 

ビタミンでガン予防!

さつまいものビタミンCは、熱で壊れにくく焼き芋にしても、80%程度が残ります。

ガンに効果のあるビタミンCビタミンEβカロテン

バランスよく含まれているので、ガン予防効果も大です。

βカロテンは、芋の黄色味が強い程多くなっています。

 

また、紫色のさつまいもはアントシアンというポリフェノールの色素のせいで

眼精疲労、肝機能強化の効果もあります。

 

豊富な食物繊維で便通改善

不溶性セルロースは、吸水性が高く、便の量を増やす効果があります。

また、ヤラピンという成分も含まれており、これには便を柔らかくする働きがあるため

二つの相乗効果で便通改善効果が高いです。

動脈硬化や大腸ガン予防にも役立ちます。

 

さつまいもを食べると太る、おならが出やすくなる、と敬遠する人がいるが

多くの栄養がバランスよく含まれた食材です。

便通も良くなりますし、ふかす、煮る、蒸す、揚げるなど

色々な料理で美味しく食べられます。

ぜひ、美味しいさつまいもをたくさん食べましょう。

 

さつまいもの主な栄養素

1本中の栄養成分

食物繊維 5.0g
ビタミンE 3.4mg
ビタミンC 65mg