サワラ:栄養成分を紹介!白身魚なのに栄養素は赤身魚。EPA+DHAが豊富。




サワラ

サワラはサバ科に属する魚です。

成長するにつれて名前が変わる出世魚で

40-50cmの時にはサゴシ(関東ではサゴチ)、50-60cmの時にはナギ

60cm以上でサワラと呼ばれるようになります。

 

白身魚ではありますが栄養成分的には、赤身魚。

 

タンパク質が豊富で、脂質も白身魚にしては多く含まれており

ビタミンB2ビタミンDが比較的多く含まれています。

 

白身魚なので食べやすく

塩焼き、西京焼き、から揚げなどで美味しく食べれます。

 

サワラの脂質で動脈硬化予防

サワラは、EPAやDHAなどの不飽和脂肪酸を多く含んでいます。

EPAには、血管を拡張して血液の流れを良くする

血液をサラサラにする、悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やす

中性脂肪を減らすなどの、血管に作用する効果が盛りだくさん。

 

DHAはコレステロールを減らし血圧を正常に保つ作用があるため

動脈硬化、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞などの生活習慣病を予防する効果が絶大。

疲労回復効果、肩こりや目の充血、頭痛などの改善効果もあります。

 

また、DHAには、脳を活性化し神経組織の機能を強化する働きがあり

脳を活性化しボケ防止に有効です。

 

抗酸化作用のある食材と組み合わせる

EPA、DHAは非常に有効な栄養素ですが、酸化しやすい性質があるので

新鮮なアジを摂るようにするのと、抗酸化作用の高い食材と組み合わせて

食べるようにすると良いです。

 

βカロテンビタミンCビタミンEを含むレモン、シソ、ネギなどを一緒に摂るようにしましょう。

 

サワラの主な栄養素

1尾中の栄養成分

タンパク質 16.1g
ビタミンB2 0.28mg
ビタミンD 5.6μg