セロリ:栄養成分を紹介!ガンと動脈硬化予防に!




セロリ

セロリはセリ科の植物で、地中海沿岸や中近東には野生種が分布しています。

日本で栽培が始まったのは明治に入ってからですが

あの匂いのせいで、敬遠されていたため、一般の家庭で食べられるようになったのは

昭和の戦後になってからです。

サラダ、スープ煮、炒め物などに使われます。

 

カリウム、カルシウムが豊富

セロリには、ビタミンが満遍なく含まれていますが、そんなり量が多くありません。

カリウムは100gあたり410mg、カルシウムは100gあたり39mgと多く含まれており

ミネラルは豊富です。

 

セロリでガンと心筋梗塞予防

セロリとニンジンやパセリなどは同じセリ科の野菜で

セリ科の野菜に共通して持つ、フラボノイドカロテノイドなどの成分が

強い抗ガン作用があることがわかっています。

これらの物質は、ガンや老化の原因となる活性酸素を除去する力があります。

 

また、血液をサラサラにするピラジンという成分も含まれており

血栓を溶解するのに役立ちます。

心筋梗塞や脳梗塞などの血栓症が心配な人は、セロリやパセリなどのセリ科の野菜を

多く摂るようにすると良いです。

 

香り成分でイライラを無くす

セロリ特有の強い香りは、アビインという成分によるものです。

この成分には、ストレスによる不安、イライラ、不眠、頭痛、耳鳴りなどを

緩和する働きがあります。

 

葉も捨てずに利用!

セロリは茎よりも葉に栄養があり、ビタミン豊富なので、捨てずに

サラダや天ぷらなどで食べるようにすると、良いです。

 

セロリの主な栄養素

1枚中の栄養成分

カリウム 402mg
カルシウム 38mg
ビタミンC 7mg