豆腐:栄養成分を紹介!消化抜群で大豆の栄養素が詰まってる
豆腐
豆腐は大豆を原料にした加工品。
水に浸した大豆を砕いて、その液を煮てオカラを取り
豆乳分にニガリを加えて固めたものです。
約2000年前、中国の漢の時代に考案されたと言われ、日本に渡来したのは奈良時代。
寺院の精進料理として重宝されました。
庶民まで伝わったのは江戸時代に入ってからです。
大豆が原料なので、基本的には大豆の栄養素と同じですが
大豆よりも消化が良いのが特徴。
良質のタンパク質、カルシウム、マグネシウム、亜鉛も豊富に含まれており
豆や野菜類の中でもトップクラスの含有量です。
ビタミンB、ビタミンEは豊富です。
木綿豆腐の栄養素
絹ごし豆腐よりもカルシウム、タンパク質が少し多くなっています。
ただ、ビタミンB群は少し少なめ。
おからの栄養素
絞りかすのおからは、食物繊維が豊富。
タンパク質やカルシウムも絹ごし豆腐よりも多く含まれています。
イソフラボンが骨粗鬆症、更年期障害に効く!
大豆に含まれいるイソフラボンは、骨粗鬆症や、更年期障害の改善効果があります。
更年期障害は、女性ホルモン分泌の低下によるホルモンバランスの崩れから
起こる症状のため、イソフラボンによってホルモン不足を補い、更年期障害の症状緩和に繋がります。
また、ホルモンの分泌を抑える作用もあるため
乳がんや前立腺がんなどの、ホルモンが深く関与して起こるガンの予防にも効果的です。
サポニンで動脈硬化予防!
大豆に含まれているサポニンという成分には、血中のコレステロールを減らしたり
血を固まりにくくする働きがあります。
このため、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、高血圧などの予防効果があります。
また、サポニンは体脂肪の燃焼を促す効果もあるので、肥満防止にも繋がります。
サポニンには腸の働きを活発にし、便秘を解消して大腸ガンを防ぐ効果もあります。
同じような効果で、豆腐に含まれるオリゴ糖も、腸内の善玉菌を増やすことで
腸の働きを整えて、便秘を解消し大腸ガンに有効です。
食物繊維、ビタミンE、セレンなども多く含まれるため、ガンの抑制効果も高く
脳細胞を活性化させて、ボケや記憶力低下を防ぐレシチンと呼ばれる成分も多く含みます。
豆腐は消化抜群
胃腸が弱った時、風邪を引いた時など消化にいいものを食べたい時には
豆腐は栄養源として貴重な食品です。
豆腐のタンパク質の吸収率は95%で、脂質や糖質の吸収率も97%となっており
非常に吸収率が高い食品となっています。
豆腐の主な栄養素
1丁の栄養成分
タンパク質 | 19.8g |
カルシウム | 256mg |
鉄 | 2.7mg |
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