ビタミンB12:多く含む食品と効果を紹介。貧血を防ぐ!

2020年5月27日




ビタミンB12

 

化学名は「コバラミン」

 

ビタミンB12は、ヘモグロビンの合成を助け、葉酸と協力して正常な赤血球を作っています。

ビタミン12が不足すると貧血になりやすくなるため、「造血のビタミン」と呼ばれています。

 

また、細胞の遺伝情報が詰まったDNAを合成することを助け、神経細胞の機能を維持します。

DNAの合成には、葉酸が必要になりますがその働きを助けるのがビタミンB12となります。

 

ビタミンB12が不足するとどうなる?

ビタミンB12が不足すると、赤血球が正常に作られずに貧血の原因となります。

 

また、血液中のホモシステインと呼ばれるアミノ酸の量が増え、動脈硬化の原因ともなります。

心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高まります。

 

ビタミンB12自体は、腸内の細菌が合成し、肝臓で大量に蓄えられるため

胃が健康な人であれば、あまり不足することはありません

 

ビタミンB12が多い食品はこちら!

ビタミンB12を多く含む食品 アサリ 10個(40g)で

21.0μg

ビタミンB12を多く含む食品 サンマ 1尾(100g)で

15.4μg

ビタミンB6を多く含む食品 牛レバー 80g分で

42.2μg

ビタミンB12を多く含む食品 カキ 2個(40g)で

11.2μg

 

一日でどれぐらい取ればいいの?

30歳の男性では

推定平均必要量:2.0μg

推奨量:2.4μg

 

30歳の女性では

推定平均必要量:2.0μg

推奨量:2.4μg

 

なるべく簡単に摂取するには

アルカリや光で分解される性質を持ちます。

水溶性ではありますが熱には比較的安定した成分です。

主に動物の肝臓に蓄積される成分なので、貝類や魚類などを内蔵も含めて食べることがオススメ。