ビタミンB12:多く含む食品と効果を紹介。貧血を防ぐ!
ビタミンB12
化学名は「コバラミン」
ビタミンB12は、ヘモグロビンの合成を助け、葉酸と協力して正常な赤血球を作っています。
ビタミン12が不足すると貧血になりやすくなるため、「造血のビタミン」と呼ばれています。
また、細胞の遺伝情報が詰まったDNAを合成することを助け、神経細胞の機能を維持します。
DNAの合成には、葉酸が必要になりますがその働きを助けるのがビタミンB12となります。
ビタミンB12が不足するとどうなる?
ビタミンB12が不足すると、赤血球が正常に作られずに貧血の原因となります。
また、血液中のホモシステインと呼ばれるアミノ酸の量が増え、動脈硬化の原因ともなります。
心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高まります。
ビタミンB12自体は、腸内の細菌が合成し、肝臓で大量に蓄えられるため
胃が健康な人であれば、あまり不足することはありません。
ビタミンB12が多い食品はこちら!
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アサリ | 10個(40g)で
21.0μg |
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サンマ | 1尾(100g)で
15.4μg |
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牛レバー | 80g分で
42.2μg |
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カキ | 2個(40g)で
11.2μg |
一日でどれぐらい取ればいいの?
30歳の男性では
推定平均必要量:2.0μg
推奨量:2.4μg
30歳の女性では
推定平均必要量:2.0μg
推奨量:2.4μg
なるべく簡単に摂取するには
アルカリや光で分解される性質を持ちます。
水溶性ではありますが熱には比較的安定した成分です。
主に動物の肝臓に蓄積される成分なので、貝類や魚類などを内蔵も含めて食べることがオススメ。
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