ビタミンE:多く含む食品と効果を紹介!生活習慣病を予防する

2019年12月6日




ビタミンE

 

ビタミンEは、酸化を抑えて血管の老化や生活習慣病を予防します。

過酸化脂質が増えると、連鎖的に細胞を破壊したり、異常な細胞を形成したりして

細胞の死を早めることにより、老化やガンなどの原因になりますが

ビタミンEは過酸化脂質の生成を抑えることにより、これを抑制する効果があります。

 

また、動脈硬化は血液中のLDLコレステロールの酸化で促進されますが

ビタミンEはこのLDLコレステロールの酸化も抑えます

 

性ホルモンなどの生成や分泌にも関与し、生殖機能の維持にも関係しています。

 

ビタミンEが不足するとどうなる?

 

長期に渡ってビタミンEが不足すると、赤血球の膜が参加して壊れやすくなり

溶血性貧血の原因となります。

 

動脈硬化などが起こり、生活習慣病や老化の原因となります。

 

女性の場合、不妊や流産のリスクが高まります。

 

ビタミンEが多い食品はこちら!

ビタミンEが多く含まれる食品 うなぎの蒲焼 1串(100g)で

4.9mg

ビタミンEが多く含まれる食品 トラウトサーモン 1切れ(80g)で

4.4mg

ビタミンEが多く含まれる食品 ひまわり油 小さじ1(4g)

1.5mg

ビタミンEが多く含まれる食品 モロヘイヤ 1/4束(60g)で

3.9mg

アーモンド 10粒(10g)で

2.9mg

 

一日でどれぐらい取ればいいの?

30歳の男性では

目安量:6.5mg

耐用上限量:900mg

 

30歳の女性では

目安量:6.0mg

耐用上限量:700mg

 

 

※耐用上限量は一日に摂取して良い上限量ですが、この値は一定期間(例えば一ヶ月の平均)

の習慣的な摂取量のためある1日だけ摂取量が超えても、問題ありません

とりすぎるとどうなる?

耐用上限量を守っていれば、大量に取っても問題ありません。

耐用上限量を超える量を摂取すると、出血する恐れがあります。

また、疲労、吐き気、下痢が起こる場合もあります。

 

なるべく簡単に摂取するには

脂溶性なので、油脂と一緒に取ることで、吸収が高まり

熱や酸に強いので、炒めるなどの調理方法を行なっても栄養が損なわれません

 

β-カロテンビタミンCビタミンB2などと一緒に取ると

抗酸化作用が高まります。