ビタミンE:多く含む食品と効果を紹介!生活習慣病を予防する
ビタミンE
ビタミンEは、酸化を抑えて血管の老化や生活習慣病を予防します。
過酸化脂質が増えると、連鎖的に細胞を破壊したり、異常な細胞を形成したりして
細胞の死を早めることにより、老化やガンなどの原因になりますが
ビタミンEは過酸化脂質の生成を抑えることにより、これを抑制する効果があります。
また、動脈硬化は血液中のLDLコレステロールの酸化で促進されますが
ビタミンEはこのLDLコレステロールの酸化も抑えます。
性ホルモンなどの生成や分泌にも関与し、生殖機能の維持にも関係しています。
ビタミンEが不足するとどうなる?
長期に渡ってビタミンEが不足すると、赤血球の膜が参加して壊れやすくなり
溶血性貧血の原因となります。
動脈硬化などが起こり、生活習慣病や老化の原因となります。
女性の場合、不妊や流産のリスクが高まります。
ビタミンEが多い食品はこちら!
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うなぎの蒲焼 | 1串(100g)で
4.9mg |
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トラウトサーモン | 1切れ(80g)で
4.4mg |
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ひまわり油 | 小さじ1(4g)
1.5mg |
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モロヘイヤ | 1/4束(60g)で
3.9mg |
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アーモンド | 10粒(10g)で
2.9mg |
一日でどれぐらい取ればいいの?
30歳の男性では
目安量:6.5mg
耐用上限量:900mg
30歳の女性では
目安量:6.0mg
耐用上限量:700mg
※耐用上限量は一日に摂取して良い上限量ですが、この値は一定期間(例えば一ヶ月の平均)
の習慣的な摂取量のためある1日だけ摂取量が超えても、問題ありません。
とりすぎるとどうなる?
耐用上限量を守っていれば、大量に取っても問題ありません。
耐用上限量を超える量を摂取すると、出血する恐れがあります。
また、疲労、吐き気、下痢が起こる場合もあります。
なるべく簡単に摂取するには
脂溶性なので、油脂と一緒に取ることで、吸収が高まり
熱や酸に強いので、炒めるなどの調理方法を行なっても栄養が損なわれません。
抗酸化作用が高まります。
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