葉酸:多く含む食品と効果を紹介。貧血予防!妊娠初期には特に重要。
葉酸
化学名は「プテロイルモノグルタミン酸」
葉酸はビタミンB群の一種。
細胞が新しく作り出される時は赤血球の生成に必要なビタミンです。
植物に広く含まれるビタミンです。
細胞の遺伝情報が詰まったDNAを合成する時に必要で
細胞の増殖が盛んな胎児の成長のためには特に重要な成分となります。
また、葉酸は赤血球の元になる赤芽球を作るために必要です。
赤芽球が正常に作られないと、赤血球も正常に作られなくなり貧血の原因となります。
葉酸が不足するとどうなる?
葉酸が不足すると赤血球が正常に作られず、貧血の原因となります。
赤血球の元になる赤芽球が巨大化して、正常な赤血球が減ってしまうので
鉄分が不足していなくても貧血になってしまう場合もあります。
また、妊娠初期に不足すると
胎児の神経管閉鎖障害の危険性が高まってしまいます。
血液中のホモシステインというアミノ酸が増えてしまい、動脈硬化の原因ともなります。
ビタミンB6が多い食品はこちら!
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牛レバー | 80gで
800μg |
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ブロッコリー | 1/4個(60g)で
126μg |
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ほうれん草 | 1/4束(60g)分で
126μg |
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いちご | 1/4(90g)で
81μg |
一日でどれぐらい取ればいいの?
30歳の男性では
推定平均必要量:200μg
推奨量:240μg
30歳の女性では
推定平均必要量:200μg
推奨量:240μg
なるべく簡単に摂取するには
レバーや緑色の野菜に多く含まれます。
水溶性のため、茹でるなど調理すると損失しやすい栄養素です。
茹でてしまうと、芽キャベツやアスパラガスは9割ほど
菜の花やブロッコリーだと6割、ほうれん草だと5割程の葉酸がなくなってしまいます。
新鮮な野菜や果物を、加熱しないで食べるサラダがオススメです。
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